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首页> 外文期刊>日本マリンエンジニアリング学会誌 >誘導加熱を適用した重油回収システム
【24h】

誘導加熱を適用した重油回収システム

机译：带感应加热的重油回收系统

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船舶が海難などに遭遇した際に，海洋環境保全の観点から積荷や燃料油の重油を回収する必要がある．しかしながら，沈没が深海や冬の日本海などの低温環境下においては，重油は固体に近くなるほどに高粘度化し，回収が困難になる．また，運賃への価格転嫁力の低い海運の特性ゆえ，近年舶用燃料油の低質化，重質化が進行し，沿岸に擱座した場合においても回収が困難な状況が発生している．この対策として，筆者らはこれまで高周波誘導加熱技術を応用した重油加熱回収システムの検討を行ってきた．本システムは高周波誘導加熱技術を海洋環境保護に利用する全く新しい応用技術であり，重油回収のための誘導加熱を適用した実際のシステムを構築するに当たって，システム設計に必要な基礎的データは一切ない．本文においてはこのような現状に鑑み，この船側鋼板誘導加熱システムの基礎特性の把握を多面的に行い，その評価·検討を通して，今後のシステム実用化へ向けての基盤形成を目途とする．
机译：从海洋环境保护的观点出发，船舶遭受海洋灾害时，有必要回收货物和燃料油的重油。但是，在冬季深海和日本海等低温环境中，重油越接近固体就会变得越粘稠，难以回收。此外，由于航运的特点，即价格难以传递给票价，因此近年来船用燃料油的质量和重量越来越低且越来越重，即使将其放在海岸上也很难收集。作为对策，作者一直在研究采用高频感应加热技术的重油加热和回收系统。该系统是使用高频感应加热技术保护海洋环境的全新应用技术，在构建将感应加热用于重油回收的实际系统时，系统设计不需要任何基本数据。 ..鉴于这种情况，我们将从各个方面把握该船侧钢板感应加热系统的基本特性，并通过评估和检验，为将来该系统的实际应用奠定基础。

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