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【24h】

観測帯域拡大に向けた高精度圧力計付き広帯域海底地震計の開発

机译:高精度海表宽带海底地震仪的研制

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摘要

海底での地殻変動観測は,大きな被害をもたらすプレート境界での大地震の本質を解明するために今後重要となると考える.そこで,実用的運用を行っている(BBOBS)の観測帯域をより長周期へ拡大する目的で,絶対圧力ゲージ(APG)による高精度圧力観測を付加した観測システム(BBOBS+APG)を開発した.OBS用レコーダーに内蔵の高精度な基準周波数源を用いて周波数信号を計測することにより,APG本来の性能が引き出せる観測性能を得ることができた.圧力記録の解像度は低域通過フィルター適用後で1Pa以下になる.この観測システムは2009年から実海域での観測に用いている.最初の長期観測では1台のAPGで-2hPa/月のドリフトが見られたが,これはこのAPG自身によるものである.2011年東北地方太平洋沖地震の余震観測では,7月10日に発生したM7地震の震央直上付近での圧力変動を記録した.観測された地殻上下変動量は,既に発表された地震断層面では説明が困難である.OBS群による余震観測での震源分布から明瞭である,共役な2つの断層面でほぼ同時か連続して滑りが起きたとすれば説明可能となるかもしれない.開発当初からの目的であった,スロースリップイベントまでを網羅した観測帯域の拡大は,本システムにより達成された.他の海底観測機器と共に,プレート間地震の発生メカニズム解明へ向けたスロースリップイベントの詳細な観測を今後進めると共に,現行APGのドリフトを解消する技術開発を行いたい.
机译:未来观察海床上的地壳运动对于弄清造成巨大破坏的板块边界大地震的实质将是重要的。因此,我们开发了一种使用绝对压力表(APG)进行高精度压力观测的观测系统(BBOBS + APG),目的是将(BBOBS)的实际观测范围扩展到更长的时间。通过使用内置在OBS记录器中的高精度参考频率源来测量频率信号,我们能够获得可以展现APG原始性能的观察性能。应用低频通过滤波器后,压力记录的分辨率变为1Pa或更小。自2009年以来,该观测系统已用于实际海域的观测。在第一次长期观察中,在一个APG中观察到-2 hPa /月的漂移,这是由于该APG本身引起的。在对2011年东北地区太平洋近海地震的后续观察中,记录了7月10日发生的M7地震中心附近的压力波动。很难解释在已经宣布的地震断层平面上观测到的垂直地壳运动量。也许可以解释两个共轭断层面是几乎同时滑动还是连续滑动,这在OBS小组进行善后观测时从震源分布中可以明显看出。该系统已经达到了扩大观测范围以涵盖慢滑事件的目的,这是从开发之初就开始的目的。我们将与其他海底观测设备一起,对慢滑事件进行详细的观测,以阐明板间地震的发生机理,并开发消除当前APG漂移的技术。

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