二つのモータを用いたエンジン起動時振動の制御技術と開発手法の進化

伊藤友文; 柴田康二; 杉村寛加藤春哉小林幸司

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二つのモータを用いたエンジン起動時振動の制御技術と開発手法の進化

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自動運転や電動化などのモビリティの変革期とされる近年，ユーザに期待される性能の多様化，高度化に対応して素早く市場に商品を送り出すためには，多性能を両立させつつ開発を効率化する技術が今まで以上に重要となってきている．電動化では自動車メーカ各社が電気自動車の開発に力を入れているが，バッテリ性能の大幅な進化が不透明な現状では，エンジンとモータを組み合わせたハイブリッド車（HV）の販売比率がしばらく高い状態が続くと予測されている．弊社が他社に先駆けて商品化したトヨタハイブリッドシステム（THS）は，大幅な燃費向上を実現するために走行状態に応じてエンジンの始動停止を繰り返す.このとき発生するHVエンジン始動時振動の水準には，ガソリン車よりも厳しい基準を設けてハード，ソフト両面から開発してきたが，電気自動車の台頭を考慮すると，電気自動車にはないこの現象を，さらに改善する必要性があると考える．

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来源
《自動車技術》 |2021年第6期|60-65|共6页
作者
伊藤友文; 柴田康二; 杉村寛加藤春哉小林幸司;
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作者单位

トヨタ自動車㈱車両技術開発部動的性能開発室;

トヨタ自動車㈱電動パワトレ制御機能開発部;

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收录信息美国《科学引文索引》(SCI);
原文格式 PDF
正文语种日语
中图分类汽车工程;
关键词

二つのモータを用いたエンジン起動時振動の制御技術と開発手法の進化

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