質入硬度計とTDR土壌水分計を組み合わせた装置の開発(小杉ら,2004)と改良(山川ら,2007)が行われた.TDRによる砂丘砂の体積含水率の測定値は,電気伝導度に比べて直接採取による測定値との一致がよく,塩類濃度の影響も受けなかった(Dehghanisanij et al.,2004).窯ボク土でも塩類濃度はTDR水分測定値に影響しなかった(宮本ら,200射.塩類濃度の高い土壌におげるADR水分センサーと4極塩分センサーの校正方法が検討された(坂口ら,2004b).拡張した誘電混合モデルにより,団粒化した黒ボク土の体積含水率と比誘電率の関係の記述が試みられた(Miyamotoetaよ,2005a).カラム内壁面接着型TDRプローブは,カラム材質の影響のために比誘電率を過小評価する.その影響の誘電混合モデルによる補正が試みられた(宮本、筑紫,2006)。
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