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【24h】

1.持続真菌血症

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摘要

真菌血症の多くは酵母であり,臨床で遭遇するその大半はカンジダ属により引き起こされる。カンジダ血症の合併症として眼内炎やその他臓器への播種が知られているため,血液培養の陰性化確認を含めマネージメントには注意を要するが,持続陽性となる患者は,全体の8-15程度と報告され,稀ではない。抗真菌治療開始後の持続的真菌血症が治療失敗や予後の悪化と関連するとする報告もあるが,菌血症とは異なり,その臨床的意義が定まっていないのが現状である。持続カンジダ血症のうち,特に多いと考えられているのは,中心静脈カテーテル(cvc)に代表されるカテーテル関連感染症(CRBSI)である。特に,カテーテルへの真菌の付着およびその周囲へのバイオフィルムの形成は,持続陽性のリスクと考えられている。集中治療室で管理が必要な重症患者や,さまざまな問題に起因する栄養ルートが血管内留置カテーテルに限定される患者では,長期のカテーテル留置が必要となるため,CRBSIは一定の確率で引き起こされる。発症した場合には,早期にカテーテルを抜去し,それまで抗真菌薬の全身投与で様子をみることが一般的である。ここで最終的には抜去をせず,抗真菌薬で一旦は軽快できる可能性はあるが,バイオフィルムが形成されていた場合には,バイオフィルム内の真菌に対する抗真菌薬の効果が薄れ,再発して最終的には持続陽性となってしまうリスクがあるため,注意が必要である。ただし,必ずしも,早期のソースコントロールは,持続陽性を予防できるとは限らないとする幸艮告もあり,そのほかの因子も持続陽性に関与していると考えられる。なお,カテーテルロック療法で,これらは予防できる可能性はあるが標準的な方法は定まっていない。CVC以外に関連するリスクとして,全身状態不良,好中球減少の存在,悪性腫瘍や血液疾患,抗真菌薬への薬剤耐性であったり,薬剤の投与量が少ないこと,感染性心内膜炎を含む血管内感染や深部組織における膿瘍の存在,および体内の人工物関連感染症が挙げられている。新生児では,C.parapsilosisの持続陽性が知られているが,成人ではC.tropicalisが最も多かったとする報告がある。治療としては,バイオフィルムに対してエキノキャンディン系抗真菌薬やポリエン系抗真菌薬が有用ではないかと推察されている。さらなる抗真菌薬適正使用推進活動の重要性が問われている。当日は,持続真菌血症に対しての最近のマネージメントについてまとめ,情報共有する予定である。

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